日本の電力事情について考えました。その1

 電力事情について

2021年の日本における発電量の電源別割合は、化石燃料による火力発電が72.9%、温室ガスを発生しない原子力発電が6.9%、再生可能エネルギー発電が20.2%です。再生可能エネルギー発電のうち、水力発電が7.8%、太陽光発電9.3%、風力発電0.9%、地熱発電0.3%、バイオマス発電4.1%、です。この中で、水力発電は、頭打ちになり、太陽光発電は、蓄電池設備が未熟なうえに、「固定価格買取り制度」という悪用される制度があり、消費者に負担がかかり過ぎ、良くない。風力発電は、日本では「風」が利用できない。バイオマス発電は、微生物を利用しているのであまり賛成できない。地熱発電は、火山国の日本で、期待できると思います。ここには、記載されていないが、波力発電があります。月による、潮の満ち引きを利用しています。現在は高価ですが、開発が進めば、期待できると思います。エネルギー効率は高いのですが、激しく変化する海洋環境や台風の高潮、津波に対処することが必要です。このデメリットは、次に記す原子力発電と、ともに、検討すればよいと思います。原子力発電は、唯一の被爆国である日本が、平和利用のため、技術を結集した、世界に誇るべき発電システムです。なぜこうも嫌われるか?理由は、日本の大地が、活断層に満ち、設置場所が見つからないことです。そして、放射能に対する無知からです。そこで、設置場所は、比較的海底が安定している日本海側のEEZ内の海上としたらどうでしょうか。海洋上の対策は、波力発電のデメリットとともに検討していけばよいと思います。残る放射能、核のゴミの問題は、放射能半減期を短くする方法を開発するか、どこかの国のように、地球の周りを宇宙ゴミで汚すことなく、深宇宙に投棄する方法を考えたらどうでしょうか?官僚よ、2050年のカーボンニュートラルを真剣に考えていますか?「私は。既に退職ですから、関係ありません」ですか・希望することは、将来、日本が、世界に先駆けて「核融合発電」に成功しますように。